関東に住む友人と流行りのリモート飲み会の最中のこと。
「旅行できないから、色々写真見せて」と言われ、
江田島のいわゆる“映え写真”を見ながらみんなで盛り上がっていた時、
写真フォルダの中の亀の写真に皆が食いつきました。
「可愛い♡癒される~」「何ここ?どこにいるの?」など次々に飛んでくる言葉。
そうだね、癒されるね。
ということで、 一風変わった(?)癒しスポットのおススメ。
地元住民の皆様はご存知、切串港(吹越桟橋)。
切串と呉ポートピアを結ぶ船の発着場所です。
初めて訪問した時、独特な雰囲気に包まれている港だなぁ…と思ったのもそのはず、
ここは100年以上続く『筧本回漕店』が港に発着する定期航路船の切符販売と、地元の特産物販売をおこなう委託販売所であると、めちゃくちゃ気になる名刺を渡して教えてくれた筧本語(といもと かたる)さん。
(…さくらプリンスって何)
話を聞くと、厳正なる審査のうえ江田島市観光アシスタント「江田島さくらプリンス」に選ばれたとのこと。2019年4月から様々なイベントで江田島のPRをしているそうで…
この日はプロレスユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」(めちゃくちゃ長い…)
のグッズでコーディネート、ビシッと決めていたプリンス。もちろん普段は制服ですが。
(プロレスラー・内藤哲也さんのモノマネだそうですが、眩しいので目が全然開いてないですね。)
「プロレスにも様々なドラマがあるんだよ」と、熱く語ってくださいました。
とにかく明るく気さくな筧本さん。一度会いに行ってみるのもおススメ(?)です。
港の待合室には、気になるものがとにかくいっぱい。
待合室の外にもいっぱい。
お菓子の自動販売機に地元産品…
聞けば夏には広島名物・盆灯篭、冬には江田島産牡蠣など常に筧本さんおススメの品々が販売されているとか。こんな港見たことない…!
産地直送商品が手頃な値段で手に入るとあれば、行くしかないですね。
そして、この港の名物といえば『海の駅長・おはぎちゃん』
冒頭に話した、可愛い亀さんです。
ニホンイシガメのおはぎちゃんは、待合室の一角で港とお客さんたちを見守っています。
もう、ほんまに、ばり可愛い。
カメラにも慣れた様子で、この日は上目遣いでキメてくれました。
おはぎちゃんが駅長さんになった経緯は、数年前に船員さんが海に浮かぶ亀を発見し、筧本さんがバケツで救ったのがきっかけだそう。怪我をしており、はじめはずっと怯えていてそのうずくまった姿がおはぎのようだったから『おはぎちゃん』と名付けたとか。
筧本さんの懸命な看病により、今では元気にすくすく成長し、海の駅長として待合室から日々任務を遂行していらっしゃいます。
今のご時世、中々会いに来るのは難しいとは思いますが、
いつでもプリンスとおはぎちゃんが温かく迎え入れてくる切串港(吹越桟橋)。
江田島に訪れた際は、是非立ち寄ってみてください!
詳しいお話はこちら▶http://etajimafan.net/menu/719913
Commenti